知ってほしい、システム屋の体温と、縁の下のストーリー
IT DX AI システム化 自動化 デジタル化 業務効率化…
最新鋭の技術や、次から次へと登場する横文字、ビジネス戦略は、ときに古き良き人のぬくもりを置き去りにしたような、冷たいイメージを感じることがありませんか?
アナログは古いと言うけれど、手書きだからこそ伝わる個性があり、
紙で管理するからこそ目で見て存在を確かめやすく、ファイリングが増えるほど歴史を感じられる。
電話やFAXでやり取りをするから、相手の温度を感じられたり、世間話で距離が縮まったり。
地元の商店街のような、手作りのお弁当屋さんのような、人の手を介し、顔が見えるからこその“馴染みの安心感”の対比が、冒頭の言葉たちのように感じられることがあるかもしれません。
現在IT企業で10年以上働く私も、その一人でした。
どんなに便利でも、効率的でも、やっぱり人のあたたかさが好き。
そんな私が働くこの会社は、人のあたたかさに溢れ、アナログの尊さも大切に重んじながら、人の思いに寄り添うシステム会社です。
はじめまして。
私たちは、法人さま向けに業務管理のシステムを開発・提供する、株式会社アイルと申します。
創業から30年以上、公式SNSやブログなどをしてきませんでしたが、このたび公式noteを開始します。
もっともっとリアルに体温を感じていただき、もっともっと世の中の人々と近くなるために、自分たちの言葉で、よりリアルタイムに発信する場を持つことにしました。
noteで伝えたい、3つのこと
人を支え、人の付加価値を大切にしてもらうためのシステム
伝えたい3つのこと。
その1つは「人を支え、人の付加価値を大切にしてもらうシステム」のこと。
2つ目は、そのシステムの「“中の人”の想い」です。
「システム」というと、機械的で無機質に思えますよね。
私は入社前、人の人生に寄り添うような接客業や、思い出に残るサービスを提供する仕事と比べて、少し冷たいように感じてしまうこともありました。
でも、すぐにわかりました。「システム」も人がつくっているんです。
使う人のことを考えて、人が人のために。
私たちのシステムは、ご利用になる企業さまの経営の根幹を担う、日々の売上や仕入・発注情報、在庫状況などを管理する基幹システムです。
事務作業をシステム化して正確に管理することで、その会社さまの事業のモトになる、分析や企画・開発、付加価値や差別化につながるサービスにもっと集中できるように。
お客さまにとってさらにお客さまである、取引先や消費者にも、利便性の高い取引やサービスで喜んでもらえるように。
私たちのシステムは、古き良き人のぬくもりを排除するのではなく、逆にもっと「人」だからこそできる付加価値に注力していただけるように、そして実際にシステムを使う方々が楽しく働けるように、ご利用になる人と、その先にいる多くの人々のことを想って提供しています。
人を支えるシステムを支えている、“中の人”にあるドラマ
そして、その“中の人”のこと。
アイルのシステムは自社開発しているため、開発メンバーがご利用になる会社さまや業界の商習慣のことを考えて、
そしてその会社で使う人の日々の業務の流れ、視線移動や業務時間のことを考えて、
そしてそのシステムを販売する社内の営業担当者のことを、
お客さまと一緒にシステムを操作するエンジニアのことを、
システムに関わる全ての人のことを考えて、構築しています。
さらに、営業担当者はその想いをのせたシステムを、お客さまの未来のことを一番に考えてご提案しています。
お客さまから当社のシステムをご希望いただいても、その会社さまにとって最適な業務環境になるかどうかじっくり分析させていただいたうえで、別の方法を検討した方が良いとお話しすることもあります。
お客さまにとってベストではないシステム導入は、後々齟齬が発生し、お客さまとアイルの双方にとって悲しい結果になるからです。
当社の営業担当者はご要望に応えるだけの御用聞きではなく、“お客さまは神様”の考えで言われるがままに手を動かすのではなく、システムについてはお客さまより詳しいプロであるという高い意識のもと、お客さまとは50:50(フィフティーフィフティー)の関係性であるべきだと考えています。
そして、アイルのシステムエンジニアは、お客さまに伴走するパートナーです。
よくイメージされる「パソコンに向かってコードを書く」仕事以上に、お客さまと対話を重ねながら業務課題や理想の形を追求し、
営業担当者とチームを組み、協力し合って適切な機能構成を検討し、
システムを納品後も、安定して動くまでお客さまに寄り添い、
安定稼働後も状況を見守り続けています。
よく、コーポレートカラーがピンク色であることに質問をいただきます。
IT企業やシステム会社には、ブルーやグリーンなど、洗練された印象を与える寒色系が多いからかと思います。
システム会社だけど、ハートフルで、そこには人の想いがある。
そんなメッセージを込めた“アイルピンク”だと覚えていただけると嬉しいです(笑)
そんなアイルのメンバーにはどのような人たちがいるのか。
なかなか表には出ることのない、“縁の下の力持ち”とも言える、多くの企業を支える“中の人”のことを知っていただければ、もっとアイルが身近になり、システムに愛着をもっていただけるのではないか。
業務システムに抵抗がある方にも、
もしかしたらシステム会社に胡散臭さを感じてしまうような方にも、
IT業界やシステム会社への就職をお考えの方にも、
このような会社もあると知っていただけるのではないか。
そんな思いで、noteを届けることにしました。
まだまだ他にも素晴らしいチームがたくさんいるので、続きは今後のnoteで語らせてください。
制度ではなく風土をつくる。コツコツと築いてきた、堅実で自由な環境
さて、伝えたいことの3つ目は、「風土」です。
代表が繰り返し言う言葉の一つが、「制度ではなく風土をつくる」。
私たちは、つくって終わりの制度や奇をてらった取り組みを並べるのではなく、どんなにメンバーが増えても共通認識として根付く「風土」を大切に考えています。
創業から30年以上、当社もさまざまなドラマがありました。
代表が大手企業から独立し、5人の仲間とマンションの一室で始めたアイルは、現在約900名の仲間が4つの拠点で、それぞれが自由な働き方で生活も大切にしながら、生産性を上げ、業績を堅調に推移させています。
代表が描いた夢に共感した仲間が集まり、その夢は一つずつ目に見えて形になっています。
失敗を恐れず思い切りバットを振り、トライ&エラーを繰り返しながらの今があります。
働く場所も時間も管理せず、個々に委ねられていますが、一体感は変わらず、各々が自律し、自発的に動いています。
そこには、働くメンバーと会社との深い信頼関係があります。
一朝一夕で叶えられない、私たちが積み重ねてきた誇りです。
ではどのような風土なのか?
どのように今の姿に辿り着いたのか。
「すべての働く人に喜びを」という想いで業務システムを提供する会社として、少しでも世の中の参考になればと考え、noteを通して現在進行形のアイルのストーリーをお届けできればと思っています。
自己紹介としては長くなってしまいましたが、執筆者としては少し安堵しています。
語りたいことが溢れていることに気づいたからです(笑)
堅実に着実に歩んできた会社のマインドと同様、このnoteも、いきなり多くの人に読んでほしいとか、たくさん反響がほしいとか、段階を踏まずして大それた結果は望んでいません。
関心を持っていただけた方に、真っ直ぐ等身大で届きますように。
そして、長く着実に続けていけますように。
1つひとつの記事に真心を込めて、発信していきます。
これからどうぞよろしくお願いいたします。